「遺産相続」について

Q.

 祖父が死亡し相続問題が出てきました。私の家族は大家族で近い親族、遠い親族と複雑ですが、円満に相続するにはどうすればいいでしょうか。(36歳男性)

A.

相続が発生すると、せっかく円満だった家族関係にひびが入り、

親兄弟が憎しみ合うケースも少なくありません。

 

まず遺産分割の協議(民法907条)を丁寧に始めることが必要です。

親族のどなたか、または第三者(弁護士など)が呼びかけて関係する

親族に声をかけることになります。

 

祖父が遺言書を残していた場合は当然それが優先します。

その際妻(配偶者)と息子達(直系卑属)には最低取り分

「遺留分」(1028条)が保証されています。

 

遺言書が無い場合は「法定相続人」間で分けられます。

妻と息子たちでは、2分の1ずつ。妻と兄弟だけのときは、

妻4分の3、兄弟4分の1となります(900条)。

 

高齢者の方には遺言を書くことが薦められます。

遺言書必ずは家庭裁判所で開封することが必要で、かつ家庭裁判所は

遺言執行人を選任します。

 

財産を残したご先祖はご家族の結束と末永い幸せを

祈っておられるはずです。

 

お大事に…