自転車は危険! ~自転車事故件数と自転車事故の諸問題~

 

 みなさんも日常の足としてよくご利用されているであろう「自転車」。

 

 四輪自動車と違って手軽だし、四輪自動車のようにスピードも出ないし、ひょっとしたら普段使っていてあまり危険を感じたりはしないかもしれません。

 

 しかし、意外と自転車による事故は多く、万が一、相手を怪我させたり、最悪の結果として亡くなられたりした場合、自動車による交通事故と同じ損害賠償請求をされる(あるいは、こちらが被害者であればする)ということになりかねません。場合によっては、何千万円という額にもなりえます。


 また、子供が自転車で相手を死傷させた場合、親の監督責任を問われ、親が賠償責任を負うこともあり得ます。この点は、自動車でも同じ問題は起こりますが、自動車の場合は免許が18歳からなのに対し、自転車はそのような制限が無いため、小学生や中学生のお子様でも加害者になりうることになります。

 

 では、自転車による事故の件数はどれくらいあるのでしょうか。

 

平成27年の交通事故件数は、全国で53万6899件、うち自転車関係交通事故は、9万8700軒と、約20%を占めています。


 なお、事故態様としては、出会い頭での衝突が5万1394件と、全体の半数以上となっております(件数について、「警察庁 平成27年における交通事故の発生状況」より)。

 

街中や自宅近くの交差点を自転車で走る機会も多いでしょうから、自転車事故も他人事ではありません。 

 

仮に、自転車で事故を起こした(起こされた)場合、まずは治療して怪我を治すのが第一ですが、治療費や慰謝料はどうなるのか?という問題が出てきます。


 法的には、事故の相手方に損害賠償請求が可能ですが、そもそもどちらが事故を起こした側なのか(過失割合の問題)、事故を起こした側がはっきりしたとしても、損害賠償金を支払えるのかという問題も生じてきます。
 

 

 

過失割合についてどうなるか

子供が加害者の場合親の責任はどうなるのか

支払の問題

 

    こういった問題については、また折を見てお話ししたいと思います。