自動車事故で同乗の家族は損害賠償を請求できるか

Q.

 自動車事故を起こしました。助手席に乗っていた家族も損害を受けましたが、その損害賠償は保険会社に請求できるのでしょうか。

A.

 自動車損害賠償法では「運転者が他人の生命または身体を害した場合には損害賠償の責任がある」(第3条)、「被害者はその損害額を保険会社に請求できる」(16条)と規定しています。


 3条の「他人」には妻や夫、子どもなど家族も含まれるということが最高裁判例(昭和47年5月)で確立し、助手席に同乗した家族でも保険会社に損害賠償を請求できることとなりました。

 その場合、治療費や休業補償は全額請求できますが、慰謝料(精神的損害)については、事故発生の共同責任もあるということから、一般の場合の2分の1に減殺するとなっているようです。


 まずは家族から絶対事故を起こさないということが大切です。