「未払賃金立替払制度」について

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勤務先が資金繰り困難と業績不振のなかで、倒産(破産)してしまいました。

未払賃金が2月分ほどあるのですが、支払ってもらえるでしょうか。

倒産しているので、お金はないと思いますが、何かの補助はあるのでしょうか?

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会社が倒産した場合,未払賃金がある労働者は,会社の破産手続に加わって,配当を受けることが可能です。

会社の破産手続では,通常,会社の資産をすべて売却して,全債権者に債権額の割合に応じて配当を行うことになりますが,資産を売却して得られた金額が会社の負債の額に到底満たない場合は,配当額はかなり少なくなります。

 

このような場合に備えて,労働者の未払賃金を確保するために,「未払賃金立替払制度」というものがあります。同制度は,企業倒産により賃金が支払われないまま退職した労働者に対して未払賃金の一部を立替払する制度で,全国の労働基準監督署及び独立行政法人労働者健康福祉機構で行われています。この制度により,未払賃金額の8割までの立替払を受けることができます。ただし,未払賃金の総額が2万円未満の場合は対象外です。

 

立替払の対象となる未払賃金は,定期賃金と退職手当のうち未払となっているもので,ボーナスは立替払の対象にはなりません。